2005.09.10 *Sat

BUMPのアコースティック路線について

BUMP OF CHICKENが8月10日に愛地球博においてLIVEを行った
新曲『プラネタリウム』がそこで演奏されたのだが
Gt.2人 Ba.1人 Dr.1人のBUMPが、アコギ×2にウッドベースという『エレキ無し』で演奏していたのだ

かつてBUMPといえば
『天体観測』『グングニル』『ガラスのブルース』のように、
歪んだエレキ(かなりの量(笑))で突き進んで行くFormだったのだが
今はアコースティックである

なんか語って見たくなったので語ります(笑

ヘタな言葉で
時をおって見てみると

1stアルバム『Flame Vein』ではアコースティックな唄はなく
隠しに「マイベストフレンズ」があるていどである
しかしこれは隠しであるためで 正確には『BUMPの楽曲』ではない
2ndアルバム『THE LIVING DEAD』では
最初と最後の『OPENING』が『ENDING』がアコギの弾き語りだが
これもイントロ、アウトロという意味では『BUMPの楽曲』ではないと言えよう
『本編』では『グングニル』『グロリアスレボリューション』など歪みギター全快である

デビューシングル『ダイヤモンド』でもc/wの『ラフメイカー』でもその路線は変わらず
2ndSの疾走感あふれる『天体観測』でもc/w『バイバイサンキュー』でも
3rd『ハルジオン』c/w『彼女と星の椅子』でも
やっぱりアコースティックではない

しかしその後の3rdアルバム『Jupiter』の『メロディーフラッグ』で
おそらく初めてアコギが他の音に邪魔されず聴こえてくる
この曲はイントロから最初のサビまでがアコギ2本の演奏になっている

このようなイントロ~1番がアコギ中心で
2番から歪みギターand/orベースが入ってくるという構成は後に顕著となる(覚えておいてほしい

そしてこの『Jupiter』には『ダンデライオン』『ベル』などバックにアコギのストロークが聴こえるものが入ってきている
しかし天体観測や『Stage of the Ground』のようにまだまだ歪みギターが『BUMP』であった

シングル『スノースマイル』がその後リリースされた
この曲ではイントロからずっと指弾きのアルペジオで歌っている
指弾きの弾き語りはおそらく初めてではないか
このSINGLEからBUMPの曲に透明感が増して来たような気がする
その後もアコースティックな上に歪みギターを被せた感じになっている
このシングルのc/w(『ホリデイ』)のような 透明感のある唄が 後のBUMPでも増えてくるのである

その後の『ロストマン/Sailing Day』では相変わらずの聞かせるロック、疾走ロックといったところであるが
しかし透明感は増した気がする

注目すべきはその後のシングルカットシングル(笑)『アルエ』のc/wだ
『Ever lasting lie (acoustic version)』
コレである
『THE LIVING DEAD』では歪みギターも用いていたこの曲を「アコギだけで」表現できるようになったのだ
ココからBUMPのアコ路線が顕著になってくる

そして4thアルバムの先行シングル『オンリーロンリーグローリー』のc/wでBUMP初のオリジナルで演奏がアコースティックギターだけの曲
『睡眠時間』である
余談だがBUMPファンは寝しなにコレを聞いてから寝るべきである

さてこの後にリリースされた4thアルバムが『ユグドラシル』だ
このアルバムにも『Opening』『Ending』のような『アルバム的イントロ及びアウトロ』(『asgard』『midgard』)があるが
今回は弾き語りでなく アコギonlyの 手癖フレーズ(笑)なのだ
もはやBUMPはアコギだけでも表現ができるようになったということか
そして同時にこの『asgard』『midgard』はBUMPにアコギが必要不可欠になったことを示しているように思われる

このアルバムには他のどのアルバムよりアコギが多く登場している
『同じドアをくぐれたら』と『太陽』は前にもあった
イントロ~一番がアコギの弾き語り、その後ベースとエレキが入ってくる
という形の曲である
バッキングにもアコギが満載である『embrace』『fire sign』『車輪の唄』等だ
そして注目すべきはやはり『レム』であろう
『睡眠時間』のように基本的にアコギだけであるが(フィードバックやノイズ(意図的な)等も入っている)なんと間奏ではガットギターのリフも入っているのだ
ガットギターは新たなアコ路線の一面である

そしてこのアルバムの注目すべき所はレコ時の使用楽器が大幅に増えたことであろう
『オンリーロンリーグローリー』ではウィンドチャイム、鉄琴
『車輪の唄』『同じドア~』ではマンダリン、鉄琴
特にアコースティック路線を象徴するマンダリンと前述のガットギターは注目である

さらに演奏の手法にも広がりがでてきた
BASSのチャマいわくこのアルバムのベースは「乗車権」と「sailing day」以外すべて指弾きだそうだ
指弾きの場合、ピックより音が柔らかくなるため、アコースティックにも対応できるようになった
しかし個人的には「オンリーロンリーグローリー」はいままでのBUMPであればピック弾きだと思った。それに他の曲でもそのような考えは浮かんできた。
これはアコースティック路線への対応と考えていいだろう
また、「車輪の唄」ではドラムの升がブラッシングで叩いている
コレもまたアコースティックに対応する方法だと考えれば納得がいく

個人的にユグドラシルでBUMPは大幅な成長を遂げたと思う
長期の休みは無駄でなかったと言い切れる

さて『ユグドラシル』の発売数週間後に
the Pillowsのカヴァートリビュートアルバム『シンクロナイズド・ロッカーズ』が発売され
その中にBUMPは『ハイブリッドレインボウ』をカヴァーし、参加している
この曲のアレンジはまた例のイントロ~1番がアコギメインでその後ドラム歪みギターのやつである
印象的に『メロディーフラッグ』に似ていたが サウンド的にはユグドラシルであった(鉄琴のせいだろうか
他人様の曲をカヴァーするときは、原曲のアーティストに失礼にならないよう、全力のアレンジをすると思うのだが、そこでアコギをぶつけてきたということは BUMPのアコ路線への自信をうかがわせる
ちなみに原曲は初期BUMPっぽいです(笑

その後のシングルカットシングル(笑)『車輪の唄』のc/wは『夢の飼い主』
このようなサウンドが今のBUMPの主流のような気がする
なんといったらいいか 『ヌケがよい歪み』なのだ
『ホリデイ』しかり『ギルド』しかり『夢の飼い主』
(上記三曲はよく似てるといわれている)
そして『プラネタリウム』だ

またこの曲のc/wには『スノースマイル~ringing version~』も収録されている
ringing verでは、やわらかかったスノスマが、ベル、鈴などの楽器によってさらにやわらかくなっている
コレもBUMP柔らか路線進出の足がけなのだろう

さて先日(7月)に出たシングルは『プラネタリウム』
BUMPのファンなら間違いなく『天体観測』を連想するだろう
『天体観測』は初期後半の「熟成した歪み」満載の疾走ロックであったが
『プラネタリウム』にはなんと歪みのギターが一本も入っていないのだ
エレキは入っているのだが すごくヌケがよく
サビの一番最後に高音でなっているのだが
すごく心地がよい
イントロの鉄琴も良いし、アコギも良い
ギターはおそらくソニックのストラト(フジくんが買った)も使っていると思う

そしてc/wの『銀河鉄道』はよくあるイントロ~1番がアコギでその後ベースと歪みギターが入ってくるパターンだが
イントロが『ハイブリッドレインボウ』のような軽快なアコギフレーズだ
注目すべきは途中に入っているヨーロピアンな弦楽器(はじくやつ)のような音だ
この音でまたBUMPの『新たなアコギ路線』が見えた気がする
もう一つ驚いたのは一番と二番の間のところに『プラネタリウム』の最後に聴こえた、あの軽いふわふわしたような高音のエレキがはいっていたことだ
この音でこのシングルに統一性がもたらされたような気がする
テーマ(宇宙)以外にもサウンドでも共通性ができたということか

この後にあったのが冒頭でも述べた『万博プラネタライブ』である
最初オフシャルHPで写真を見たときビックリした
チャマがウッドベース、そしてヒロとフジくんがアコギでエレキがみあたらなかったのだ
この音源は現在インターネットで聞けるのだが、最初にこの音源を聞いたとき 私にはピアノが聞こえたような気がした(笑
アコギの音だったのだろうが 会場のせいだろうか 音質のせいだろうか
音がやわらかかったのだ
そして私はそこでアコースティックでもBUMPはやはり十分やっていけると確信した
(LIVEで崩れるARTISTが結構多いのだ)

が、さらに衝撃の事実(笑)
後日そのLIVEで『ガラスのブルース』のアコースティックバージョンが披露されていたことがわかった
音源を聞いたわけではないので詳しい事はわからないが、これはなかなかすごいことかもしれない
『ガラスのブルース』は藤原基央が日本語で初めて作詞作曲した、つまり初期も初期の曲である
初期のBUMPといえば歪みギターでぐいぐい押していくタイプであった
(演奏が下手なんていわれていたりした)
そしてコレをアコースティックでやるということは
BUMPとしてもアコースティック(というか歪みギター無し)でもいけるという自信というかvisionができてきたということか

多くのロックやテクノ系アーティストはデビューから時間がたつとアコースティック路線に乗るような気がする
典型的な例はEvery Little Thingである
最初はシンセやギターの合間を突き抜けるようなもっちーの声が響いていた
しかし最近はアコースティックベストを出すくらいアコ路線に入り浸っている
理由は2つあると思う
-もっちーの声がでなくなった、声がアコに似合うようになってきた
-演奏技術の向上

ポルノグラフィティも『サウダージ』⇒『アゲハ蝶』⇒『黄昏ロマンス』とアコースティックをより取り入れるようになった
ELTと似たような理由であるとおもう
(個人的には声質がアコ寄りになったからかと思う)

しかしBUMPはまだ25歳ぐらいであるし(ポルノのデビューした歳ぐらい)声もまだ出ている
しかし確かに演奏技術は向上した
つまりBUMPは早熟なのであろうか?

たしかにBUMPはもうARTISTとしてもデビューしてかなりの年数がたっている
落ち着きが出てきたのは確かだ
その落ち着きが編曲にも表れているのであろうか

そして私はそれは主に作詞作曲を担当しvocalでguitarの藤原基央がアコギから音楽を始めたからではないかと推測してみた
編曲的にも彼は原点に回帰しているのではないかという推測だ

彼らは普通のBANDやARTISTよりアコ路線にたどり着くのが早かったようだ
その理由は彼ら4人が友達歴20年以上ということが挙げられると思う
その昔からの意思の疎通が成長の早さの原因であろう
彼らはまだ年齢的にも まだまだ音楽を突き詰めていくコトができるように思える
私は彼らにそれを期待する
CATEGORY : つぶやき

COMMENT

すごいっ!!!!!
何書いてるの!? すごいよRANNYさんっ
イッ○ーに読ませるべきだよ【何”
いやぁー難しいこと多くて半分以上わかってないけど、 ぅん 確かに そうだよね【何が;
感動ヽ(*´∀`)ノ∴゜。*
BUMP聴きまくろーっとww
あ でもPC壊れててiPodに入れられなーい【涙” 
2005/09/10(土) 07:24:35 | URL | まゅり #tV/rO4bs [Edit
さん付けかよ(笑
コメントありがとうございます
自己満足文なので褒められるとテレます(笑
2005/09/10(土) 16:57:33 | URL | らにぃ #LCbFUB8c [Edit

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    2010年保存してあったログを間違ってインポート→しかも間違って古いほうを削除してしまったので、一部の過去の記事の記事ナンバーがおかしくなってますが、基本的に日付がその記事を書いた日ですよ。

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    このサイトの名称はポルノグラフィティ「蝙蝠」より
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    昔、同時期にブログを始めた同級生の動向がわからんのです

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